東頸城(新潟県) 万年山  (199m)  2011年6月5日 (デジカメ忘れのため写真はありません)

所要時間 6:19 林道−−6:21 尾根に乗る−−6:29 万年山最高点−− 6:31 万年山−−?:??(録音忘れ) 林道

概要
 西谷集落から登る。途中まで踏跡があったが途中から藪漕ぎ状態。特に190m等高線のなだらかな尾根に乗ってからは激藪状態。ただし草が中心で冬枯れの時期なら気持ちよく歩けると思う。地形図の199m標高点よりも南側が最高点である

 続いて万年山へ向かう。変わった名前で何が万年なのか分からないが記憶に残る名前であることは確実だ。どう登るかであるが、最も山頂まで近い車道は南側の西谷からで、北に延びる破線を進んで最短距離で斜面を登るのがいが、南東尾根を行くのがいいのか。まあ、尾根筋を行くのが筋だろうか。

 GPSを見ながら林道を進んでいくとジグザグって急激に高度を下げる場所に遭遇、ここから残距離が延びるようになりUターン、ようやく現在位置が把握できた。坂を登り終わって人家がある位置まで戻ると地形図で北に入る破線と思われる位置には車道が延びていた。軽トラ専用のような道でどこまで入ってけるか怪しげな道で、Uターンできる場所を確認しつつ進んでいく。やがて2又に道が分かれ右は下っていくので左に入ると山頂までの残距離は順調に減っていったが道は少し薄くなり、先には人家のような建物が見えてそこで終点となりそうな気配だ。人さまの敷地に入るわけにもいかず、途中でバックして何とかUターンできるところで逆戻りし、かろうじて路肩に止められるところに車を置いて歩きだした。山頂まで300m強だった。

 最初は竹林の中の道を上がって南東尾根を目指す。右手に廃屋があり、その裏手で尾根に合流、尾根上は何となく踏跡がある。このまま山頂まで続いてくれるといいのだが。植生は雪国のものというより関東に近い感じで、これだけ海岸に近くこの標高では積雪は大して深くないのかもしれない。

 緩やかに登っていくと伐採した木が登場し、踏跡はそこで終わっていた。その先は灌木混じりの籔だが根曲がり木はなく、背の高い落葉広葉樹が中心なので籔漕ぎというほどではない。草も結構混じっているので冬枯れの時期なら気持ちよく歩けるかもしれない。なだらかな尾根であり樹林で視界が制限されることもあり、登りはいいが下りで方向を間違えないかちょっと心配であった。

 やがて左から顕著な尾根が合流、おそらく190m等高線の南肩に乗ったようだ。こちらには何となく踏跡があるような無いようなだが、筋はすぐに草に隠れてしまいほとんど歩かれることはないらしい。頭上は樹林が開けて明るいが、送電線が通っていた。地形図では送電線は描かれていないのでまだ新しいようだ。ここはほぼ平坦地で登ってきた尾根の形状は確認できず、帰りに直進してしまうのは確実なので目印を残した。

 ごく緩やかに上がっていくとGPSの山頂表示より約60m手前で最高点に到着、この先(北側)よりも明らかに高く、正確な山頂と思われた。万年山山頂付近は190m等高線で広く囲まれ、どんな地形になっているのかは読み取ることはできず、地形図の199m標高点を最高点とするしかないが、航空測量では微妙な地形は正確に読めないのかもしれない。念のためGPSの指し示す場所に行ってみることにしたが、ここから先は灌木と草の激藪区間で苦労した。送電線に木が触れるのを防ぐために伐採した帯状の場所は日当たりが良く、背の低い藪が繁茂しているためだ。鉄塔近くでやっと籔が薄まると右から巡視路が合流、そしてGPSは鉄塔付近が山頂と示したが、やはりさっきの場所の方が数m高いように思えた。さっきの場所にもここにも山頂標識は無かった。

 激藪を漕いで最高点に戻り、目印を頼りに南東尾根に入って車に戻った。

 

2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る